May 06, 2009
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◇「板挟みの気持ち」
同じ慢性肝炎でも、発症20年がたてば大幅減額−−。19日、札幌地裁(石橋俊一裁判長)が提示したB型肝炎訴訟の和解案は、原告側が一貫して求めていた「同じ苦しみなら同じ額の和解金を」との希望をかなえてはくれなかった。和解協議の大詰めの時期に東日本大震災が起き、国の財政問題や社会の関心の薄まりとも直面しなければならない原告たち。落胆が広がる中、和解案をどう受け止めるか、難しい選択を迫られている。
「長い年月苦しみ続けた被害者が法律の壁で線引きされた。国がもっと早く動いていれば(発症から20年以上経過した患者も)立派な原告になれたのに、たまらない」。全国原告団代表の谷口三枝子さん(61)は、悔しさをにじませた。
和解協議は昨年7月から始まり、地裁は今年1月11日、最初の和解案を提示した。国側と原告側の双方は受け入れを表明したが、その後、発症20年以上の慢性肝炎患者の扱いが新たな対立点に浮上。この点については150万円(治療中なら300万円)の額が提示され、国側が主張した「キャリアー(50万円)と同水準」からは前進した。しかし発症20年未満の患者の和解金(1250万円)との隔たりは大きい。
会見には、北海道原告団代表の高橋朋己さん(58)が高熱で出席できなかった。原告は08年の提訴後、既に全国で13人が亡くなっている。清本太一さん(33)は「この案をのんだら、一律救済は勝ち取れない。だけど、これを蹴飛ばせば、皆が生きているうちの解決もできない。板挟みのような気持ち」と苦しみを語る。
85年に慢性肝炎と診断され、今も服薬を続ける広島訴訟原告の男性(60)は「長く苦しんだ被害の実態に即して判断してほしかった。国の態度に抗しきれなかったのだろうか」と残念がった。【久野華代】
4月20日朝刊
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東京メトロ茅場町駅近くに4月8日、カレー専門店「銀カレー」(中央区日本橋茅場町3、TEL 03-5614-5107)がオープンした。経営は築地銀だこなどを全国展開するホットランド(群馬県桐生市)。(日本橋経済新聞)
【画像】 「手仕込みカツ」のトッピングは「一番人気」
「銀カレー」は同社が2008年、香港に1号店をオープンしたカレーショップチェーン。香港と台湾に6店舗を展開するが、同店は今年2月にオープンした品川シーサイドSC店に続く国内2店舗目となる。店舗面積は14坪で、席数は14席。
ルーとトッピングを自由に組み合わせ、オリジナルカレーに仕上げるのが特徴。ベースとなるルーは、豚肉や野菜、果物をじっくり煮込みガーリッグの風味を利かせた「下町ポーク」(480円)と牛肉をとろけるまで煮込んだ上品な味わいの「銀座ビーフ」(580円)の2種類から選べる。これに「手仕込みカツ」「パリパリチキン」「手ごねチーズハンバーグ」「ミックスフライ」(以上300円)、「手ごねハンバーグ」(200円)、「ふわふわオムレツ」「ごろっと野菜」(以上150円)、「とろーりチーズ」(100円)の8種類から好みのトッピングを選び完成させる。
「カレーもたこ焼きも、お子さまからお年寄りまで幅広い層に愛される食べ物。茅場町はビジネスマンの利用が多い地域。近隣に勤める方やお住まいの方に味わっていただきたい」と同社広報担当の橋本英樹さん。自分でルーやトッピングを選ぶシステムについては、「カレーショップとしては珍しいが、築地銀だこがと得意とする店頭実演販売をメーンにした店舗作りやオペレーションのノウハウを生かすことができる」とも。年内に10店舗の出店を予定するという。
営業時間は10時〜21時。
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ホットランド
野村流音楽協会・組踊地謡研修部(比嘉秀昭部長)の第28回自主公演が17日、国立劇場おきなわで行われた。「組踊世界遺産登録記念公演」と題し組踊2題と舞踊5題で地謡研修の成果を披露したが、課題を残した。女性部員による琉球古典音楽の独唱もあり、伸びやかな歌声を披露した。
組踊「女物狂」の地謡は歌三線に山城善吉、久場良厚、玉城敦男、東江司、濱里長希、渡慶次淳、大城直人、箏に仲本美也子、知念利恵子、笛に内間茂子、胡弓に生田順子、太鼓に玉山正和。立方を宮城流朱之会美風古謝弘子組踊舞会が務めた。
組踊「手水の縁」の地謡は歌三線に崎濱秀光、比嘉勝、比嘉秀昭、山城正俊、宮平良廣、箏に山田愛、小底明美、笛に喜友名隆、胡弓に島袋菊江、太鼓に護得久枝美。立方を宮城能鳳組踊研究会が務めた。
両演目で研修部員が成果を発揮したが、聞きどころで声量が小さく感じたり、歌が途切れる場面があるなどミスも目立った。組踊を“聴きに行く”と言われるように地謡の役割は大きい。ユネスコ無形文化遺産登録に伴い、組踊の中で音楽の質がますます厳しく問われる。音楽で観客を引き込む表現力を高めてほしいと感じた。(古堅一樹)
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